エンター・ザ・レヴュー

これは、完っ全に作戦ミスです。

スカステ見過ぎました。
ショーで、映像の予備知識を仕入れちゃうのは致命傷だと知った。
なにせ、スカステ加入のうれしさに、全部見たもんなぁ。
ナウオンとか初日映像とかさぁ。
全ての場面のダイジェストを流すってどうなの・・・?
衣裳もセットも全て丸分かり。
行かないって決めてる人に取ったらいいだろうけどね。

なわけで、多分スカステ見ない状態で初見した場合とはかなり感想は違うと思う。
新鮮味が無かったーーーー。
あたりまえじゃーーーー。
次回から、ショーだけは我慢しよう、スカステ。

あと、素敵なんですけど、ちょっと古臭い感じはしたかな。
それが狙いなんだろうけど。
アランフェスのとこのセットとか、いつの時代の歴史的ヅカ映像よ!?と思った。

なにやら辛口なコメントが続くけどさ。

ええ、ええ。
贔屓の出番が少ないから、多分あまり好きになれないだけなんだろうさ。
確かに、それもあるとは思うよ。
でもまあ、プロローグとフィナーレの感じ、あとデュエットダンスのとことか特に大好き。
(あ、偶然にも贔屓が出てるとこばっかですね。)

あまり、出番出番いうと、ゆみこファン痛いとか言われるんでやめます。

で、そんな寂しい心を埋めてくれた・・・・・かりやん!
かーこ母子の隠れ贔屓、貴怜良さんがカッコいいんですわ!!
みなさん、プロローグは下手側で、ハッチさんの横ですよ。
ようちぇき。
ターンが素敵。ながーい足でコマみたいにクルって回るの♪まじあのターンはすばらしー。
あとね、猛獣使いの場面でも、いろっぺー猛獣さんになってますよ!
ゆみこちゃんと張るくらい、すんごい美脚だったー。
てか、あそこ脚きれいな人ばっかですけどね。
あすかちゃんばっか見ていたんで、3回目に見て初めてかりやんに気付いた。

あすかちゃんは、ショーでもたまらなかったわね。
ファンとしては、目のやり場に困るくらい猛獣使いは悩殺でしたな。

ジャズの場面、あれ中詰めっていうんでしょうか。
あーいう宝塚らしい場面って大好き!
ふーちゃんの黒ショートも好きだし、らんとむが髪乱れてるのに
ガンガン踊ってるのも見ていて気持ちイイ。
なんだけど、やはりゆみこちゃんいないのは淋しいですね。
前回のらんとむファンの方の気持ち、わかりました。
次においしい場面が控えてるので、やっと五分五分くらいかな。

ゆみこちゃんは、一番好きなのはフィナーレかなぁ。

ジプシーは、カッコイイしおいしいんだけど、わたしは少し物足りなかった。
演出的にも、もう一ひねり欲しいような・・・。
バラくわえて投げるでも、なんでもいいけど。
なんだろう。自分がなんで不満なのかよくわからない。
多分「ここオイシイ!見所!」ってガッツイてるのに、
思いのほかすぐ終わっちゃうからなんでしょう。

あと、16日昼公演で、マイクトラブルがあったのが悲しかった。
すぐ途中で入ったから良かったものの。
銀橋まるまる地声はつらいわよ。

アフリカのダンスは、ダンス自体すごーくカッコイイ!
でも、残念なのはダンスがかっこよすぎて、難しいんでしょうけど
踊った!って感じでみなさん終わっちゃうところかな。
客席へのアピールの要素が入る間もなく終わるというか。
でも、本当に振り付けはすごく好きだけどねー。

フィナーレで、ゆみこちゃんが歌うところは、
いつもと声の出方が違うように感じて、うれしかった。
ゆみこちゃんの声って、ソフトで空気になじむ・・・みたいなのが長所でもあるんだけど、
その分、パーンって舞台で突き抜けるような張りが少ないのは不利だと思っていた。
でも、あそこでは音域も合うのか「パーン」って来てる!!
今までに無い晴れやかで華やかな声が、幸せな気分にしてくれますなー。

結局ゆみこちゃん話ですが、明日仕事なんで続く・・・・。
行ってきました。花組公演。

今回はハードだった。
1泊2日で3公演はまあ、いいとして。
それにゆみこちゃんのお茶会がプラス。
16日はヒコーキ→2回観劇→お茶会、と座席とゆーものに座りっぱなし・・・。
もちろん、始発の便なので4時半起き。
もはや正気の沙汰とは思えないよ>自分・・・。

とりあえず観劇感想。
ネタバレありです。

●マラケシュ・紅の墓標

好きか嫌いかでは、言いにくいお話かなぁ。
じわじわ好きになりそうな気がする。

嫌いと思うのは、お話が何だかスッキリしないから。
これは、断じてふーちゃんの役作りを言うんではないんだけど
わたしはオリガが好きではないのよ。
その役の持つ性格がキライです。
うじうじしちゃってさぁ。
自分で決めたことがない・・・とか言ってさぁ。

あとは、説明で話を進めるのが多いのが気になったかなぁ。
過去の回想とか、必要なのはわかるけどね。
でも、後でお茶会で30分くらい舞台稽古で削ったと聞いて
それが理由なのねとは思ったけど。
でも、説明が多くてエピソード一つ一つにそれほど時間かけていないと
感じた割に、主人公ふたりのラブシーンがかったるく感じた。
そんなノロノロしてるから朝になってしまうんだよ!

あと、かなり事前に情報入れていたにも関わらず、わかりにくかったーw
話にはきいていたけど、想像以上に・・・。
ただ逆に言えば、それぞれのキャラクターについて語る気になったり
分かりにくいのを「読み解きたい」と思わせてくれる点は「好き」の要素なんでしょうね。

リュドヴィークは、主人公っぽくなかった。
群像の中の一人というか・・・周りが荒々しい魅力のレオンだったり
純粋な魅力のクリフォードだったりするからか、
あのはっきりしない、捕らえどころのなさが魅力として却って浮き彫りにされた感じはする。

レオンは、たまにドキッとするようなカッコイイ台詞があった。
きほちゃんに「どこにも行かないで」とか言われて
荒々しく「ここにいるだろ」って吐き捨てるところ・・・イイですねー。
あれは、あれは「じゅりちゃん、そんな風に言う悪い人とつきあったことあるのかしら?」
なんて妄想してしまうくらい、リアルに感じました。わたしだけ!?
うーん、見れるかはわからんけど、もう一度観れるならば
レオンとあの娘さん(名前忘れた)についてはもっとしっかり見つめたいわ。

あと、イヴェット!
ぞくぞくするくらい、素敵だったよ〜!あすかちゃん。
やっぱりかーこは、あなたが大好きです(告白)。
オペラで見ると、細かい表情がまたいいので、期待を裏切らないのよ・・・。
本当に目が離せない女優さんだわー。

自殺するところは、パンフ見たらあらすじとちょっと違ったのではしょられたのかな?
ちょっと突然リュドヴィークに謝るのが唐突に思えた。

クリフォードさんは・・・・・・・。
事前に出番9分と聞いていたので、覚悟はできていたし、
実際観てもいい役だと思いました。

でもねっ!!!!
でも、改めて思い返しても・・・あまりに登場するエピソードが少なくって
感想も書きにくいってば。
パリでオリガに惚れたのもさぁ。
ちょっと不親切すぎない?
こっちが、猛烈に想像力働かせて「坊ちゃんの貴族が初めて守ってあげたいと思う
存在に出会い、思わず手を差し伸べてしまう。」とか、まあそういう場面を
回想の場面だけだと足りなくて、すごく膨らませてふくらませて・・・。
それでやっと、物語に噛んでくることができる存在になるというか・・・。

それって、ゆみこちゃんの演技力のせいなのか?
よう、わかりません。

でも、ラストはやはり、そこそこおいしいとは思うけどね。
女性なら、じーんとくるでしょう。ああ言われたならば。

あと、青年貴族とはいえ、ちょっと若々しすぎた気はする。
もう少し貫禄というか、ふけた感じしても良かったかな。

あと、ツボだったのは「すばらしいわーオリガー」の歌かな。
あれは、樹里さんのふーちゃん物まねとかよりも、わたし的には笑いのツボでした。
「ル・サンク」の台本で歌詞を読み上げると、またをかし。

でっ!
ひょっとしてわたし、この物語で一番感動して思わず涙がボロンっと流れた場面って・・・。
プロローグかも!?しかもド冒頭。

としこさんが、ジャンプしながら登場して、踊りだすところ。
彼女の踊りは、雄弁で、雄弁で・・・。
ほかの場面でも、他の主要人物が喋っているのに台詞を聞かずに、
彼女の踊りにこめられたものを探ることに没頭してしまうほど、素晴らしいものでした。
なんてすごいんだ!ダンサー万歳!!
花組の宝だ!としこさん!!ラヴ!!!

あと余談ですが、いちかちゃんとみわっちは、恋人同士だと思っていた。
違ったんですね。
あと、前回エスペランサでやや不満だったハッチさん。
今回は満足のかっこよさだった。歌ってるし。

あやねちゃんも、ポイントポイントで印象が強くて、
あれもあてがきなんだなー、って思った。
「可愛そうな人ですね」って、別のすれた感じの人が言っても
「ハァ?」って、とんちんかんな人としか思えないけど、彼女が言うと許せた。

大変だ!

2005年4月10日
すっかり日記UPできずにいるうちに、ベルばらとかありましたけど。
となみちゃんのことは、うれしいですけど。

今日、気付いた!

今年全ツ北海道に、しかもベルばら、しかもとなみちゃんお披露目!来るのね!!!!

北海道の全ツは2年に1度と聞いていたので、
はなっから今年は来ないと思ってたの。(去年花組きたからね)
だから、公式よく見てなかったのよね。

そっそれが、ベルばらかっ!
はうあ!!
まさか地元で見れる日がくるなんて思っていなかったわ。
♪ごらんなさい、ごらんなさい♪
って感じなのよね!?

てか、まだチケも取れてないのに。(そもそもまだ売っていない)
しかも平日の14時と18時からって・・・・・。
健全なOLヅカファンに喧嘩売ってます!?

うーん。
よくわからないけど、やはり行きたいわ。行きたいわ。

至福。

2005年3月27日 ゆみこちゃん
ついにこの日が来てしまった。
もう後戻りはできない。

大げさな前フリで始まりましたけども。

本日スカステ試聴始めることができましたぁ〜!

当初、ウェブサイトから取り付け工事を申し込んだところ
「4月以降になる」といわれ青くなったんだけど、
近所の電気屋さんに聞いてみたら、アンテナ・チューナーを
別で買っているにも関わらず、工事のみ引き受けてくれるそうな。
しかもすぐに。

というわけで、本日取り付け完了〜♪
そして無料試聴を申し込み、無事、スカステライフ突入しました!

さっそく凄いよ。

ニュースで、花組初日映像。そしてエリザ千秋楽!
こんなのが、自宅の居間で見れるなんてーーーーー!
安い。
アンテナもチューナーも、毎月の視聴料もやっすー!!!!
激安!(しつこい)

花組の公演映像は、ネタバレ防止のために我慢しようかとも思った。
が。
かーこ母に「(舞台で観るまで)見るのやめとく?」と一応聞いたら
「いや見る」と即答。

さすが、推理小説のラストから読む女、かーこ母よ・・・。
その潔い生き方、尊敬に値しますな・・・・・。

スカステは見れるようになったけれども、まだ録画ができません。
配線などの関係でね。

で、今日は北海道在住のきりやんファン、どもよんさん
http://blog.drecom.jp/domoyonn0802_myprofile-/
に提供いただいた、ゆみこちゃんDS、それどう、など見る。

それどう、はカメラを構えるゆみこちゃんが可愛いじゃないか!
あの、カメラを持つ手つきは堂に入ってるのに、
口元がニコッて笑っちゃってますよ。
・・・ゆみこ、いつもそんな風に、笑いながら撮っているのかい・・・?
思わずニヒルにそう尋ねてしまうほど、ほほえましいではないですか!
あふーん。たまりません。

DSは・・・・。
いっぱい複雑な思いがありました。

日中初めて見た時は、すぐに入っていけなくて、
「やっぱ、DSは生で見た人のものなのかなー」と思ったり。
でも、夜少し飲んで見るとスッと入っていけましたね。
ディナーショーはやっぱ、夜のものらしい!?

なんか、わたし一応はファンのつもりですけど、言いますけど
まだいっぱい課題があるとは思う。
なんか、弾けてる場面でもどこか冷静な彼女。
どこか、枠の中でやってるように見えてしまうの。
なんで?
わたしの見方がおかしいのかなぁ。
ちゃんと「おおー」って思ったり「すてきー」って思う場面も
いーっぱい(ていうかほとんど)なんだけど。
どこか不安になったりもする。

でも、きっと注文がいつまでもなくならないのは、愛ゆえな気もするし。
でもファンだから、どこまでも何をしても愛してるよ!って
それが当たり前な気もする。

わからない・・・・・・。

一つはっきりしてるのは、あの空間に実際にいたかった、ってことやね・・・。

うーん。
あと、やはり「NAKED CITY」が良かったな。
あれはこの世で一番、彼女の曲ですもんね♪

ああなんか、ちょっと情緒不安定気味ですが。
あしたっから、ちょっと鬱陶しい感じのスカステ日誌が始まりますよ〜!お許しを!
前後するけれども、20日夜はnanakoさんとお会いする。(http://7ch.jugem.cc/
ゆみこちゃんつながりで知り合った方なんですけども。
ファン心理おそろしや。

もう、自己紹介的なさぐりあいやらなんやら一切なしに
ゆみこちゃんコア話炸裂。
ファンならではのあんなことやこんなこと・・・・・・。
もう、途中ちょっと「会話にならない!」と思ったりした。
だってね。
言おうと思ったのと全く同じこと言うんだよ!?
自分が二人いて喋ってるかと思うくらいだよ。

これまで経験がなかっただけに、新鮮だったわ!
同じ人を好きだと、それなりに対抗心とかあるかと思いきや
お互いにゆみこファンが周囲に居ない環境で生活しているため
飢えた砂漠の迷い人が水を得たかのように
喋る喋る喋る・・・ベルベル人?(今回の花組公演にかけた高尚なジョーク)

いやー、仲間って素晴らしいですね。

まあそんな愛の一夜を過ごした後、21日、帰路につき。

空港に早く着いてしまったんで、周りに人が居ない
出発ロビーで、ビールなど飲みながら(空港でのビールはイイ!)
エリザのパンフを読んでいたら・・・。
それだけで号泣ですよ。

人いなくてよかった・・・・。
それほどまでに、エリザの力はすごかったよ。
一晩たっても醒めることの無い魔法でしたね。

ああ楽しい旅だったよ!!

お世話になった皆さんありがとう!!!!!
やや時間経ち過ぎですが続き。

21日。
雪組公演「睡れる月」観劇。
雪組の生観劇は、青い鳥に続き2回目だけど、入りを見るのは初めて。

朝さっそく、見当をつけた時間に劇場付近に行ってみる。
がっ。
誰もいないよー・・・。
雪組さんって随分のんびりなのねー。
それとも、和ものって意外と支度が楽ちんなのかしら?
などと、著しい勘違いをしているうちに気付いた。
12時公演だーーー!
11時のつもりでいけば、そりゃ早いってな。
しかも、天気予報の気温「17度」を見て、コートなしで出てしまった。
でも、17度ってのはその日の最高気温のことであって朝の空気は寒いです。
震えながら待つうちに、来ました!
まーちゃん、細い、かわいい!
帽子かぶっていたけど、口元でわかるのね。
そして、かしちゃん!!!
予想していたものの、細い。美しい。
会の方々のそばにいたので、ふにゃー、とした感じの声で
かしちゃんが「ありがと〜」といってお手紙を受け取るのが
よく聞こえましたよ。
手紙を受け取り終えて、手をふるかしちゃん。
扉の前で振り返って、また大きくバイバイするかしちゃん。
その日は、扉の前の、段になってるところに片足をかけた状態で
振り返って、ちょっと勇ましいポーズで手を振っていた。
コムちゃんは、ちょっと遠くからだったけど
丁寧に会の方に手を振って歩いていきました。
コートもパンツも黒だったような。

お芝居のほうは、ネタバレありです。

ある意味「天の鼓」に似ていた?
みんながコムちゃんを好きで、コムちゃんがほしくて
でもコムちゃんの心は別のところにあるのです。
ん?わたし間違えてる?

かしちゃんは、先ほど入りで「ふにゃー」とした声を聞いているので
お芝居の凛とした姿と声に、しびれる度合いが1.5倍増し!
そんな、そんな素敵なかしちゃんが・・・・・・。
おもちゃにされて、嬲られていたというんですよ・・・・・。
ああ。
ダイアリーノート宝塚班のみなさんがおっしゃっていたのは
こういうことだったのね・・・・・・。
いけないものを見てしまったような気分・・・。
そんなかしちゃんは、次にコムちゃんが望まれたときに
それだけはさせまいと頑張るんですよね・・・たしか・・・。
なんか、もううろ覚えなんだけど!
でも、ぴょんぴょん、てのだけは覚えてるんですけど!
なんかねー、重苦しいお話の中ちょっとだけのアクセントならともかく、ぴょんぴょん言いすぎなんだってばよ!

まーちゃんの少年役は、いまいちだった。
あと、皆殺しはやめてくれ。
こんなふうに、ツッコミどころは満載なんだけど
最後、かしちゃんの場面でいきなり「ボロッ」と涙が出たのよ。
自分でもびっくりしたんだけど。
かしちゃんの悲しみが胸に迫りましたね。
それなりに入り込んで見ていたんだなーと。

そういう意味で、花組のアレよりはわたしとしては好きなお話でした。

フィナーレで、オペラ越しにかしちゃんと目があったしな!!
うはー!君はなんていう人なんだ!
わたしが、あなたのことばかり考えていたのバレバレ?
そんなタイミングだったので、かしちゃん熱があがりましたね。
終演後、パソカレがあったら買っていたでしょう。
幸い、売り切れだそうで置いてなかったですけども。
ずっとずっと、舞台で観たいと思っていたエリザ。
観れるとは思っていなかったエリザ。
「ヅカ版を生で観るのは最初で最後?」と思うと感慨もひとしおだった。

語りつくされてるとは思うんだけど、自分の感想を残しておこうと思う。
主要人物ごとにまとめてみた。

■トート

美しいというのはもう、100万回すべての人が言い尽くしてるので言わない。
でも、1幕の最後、銀橋で「エリザベーーーーイトゥ」と絶唱するところなどでも
顔が崩れない、というか、ちゃんと「苦悩の美しい表情」になってるのはさすが!
(あ、美しいって言っちゃった)
ご本人がプログラムで「青い血の滾るトート」と数回おっしゃっていたけど
まさにそれが体現されていた。
舞台袖にゆーーっくりと歩いていく場面が幾度もあったけど
その様は、体温はもちろん体重すら無いように思えるくらい、トートだった。
「わたしは生まれてからずっとこんな感じですが、何か?」とか言われそうなくらい。
あの、静謐なたたずまいはハマった。

歌は、あさこちゃんもそうなんだけど「上手い人が上手く歌う」よりは、そりゃ見劣りすると思う。
でも、歌唱力を補うほどに、二人とも役を咀嚼して見せてくれていて、わたしは満足した。
公演序盤から観ていた人はそうも思えない出来だったのかもしれないけど。

■シシィ

最初「やっぱこりゃ、宝塚の娘役さんじゃないなー」と、わかったようなことを感じたりしたけど、
そのうち、そんなことはどうでもよくなった。
宝塚でやってるんだから、これが宝塚なんだよね。
よくぞここまで、という思いは勿論あるんだけど、それだけじゃなく、いいもの見せてもらいました。
1幕から、かなりの勢いで号泣だったんだけど、2幕は特に激しく号泣に次ぐ号泣。
病院と、葬儀の場面は素晴らしかった!
あさこちゃんの話から少し外れます。
病院の場面は、楽しみな場面の一つだったんだけど、ヴィン嬢すごかった。あの娘さん好きです。
あすかちゃん贔屓のわたしとしては、彼女の「狂気」と下にテロップが出そうなあの芝居も
嫌いではないんだけど、今回の椎名さんはまるっきり「何アナタ勘違いしてるの?」と
静かに本物のシシィに問いかける瞳が、もうイッちゃっていて・・・。
あさこちゃんの歌も良くて、わたし含め、周囲からのすすり泣きも激しかったです。

あさこちゃんの声は、年齢がかなりいってからも娘っぽい声が出たり、
不安定に思う部分はいっぱいあったけど、やはり役として見せてくれたものが大きかったので
それほど気にはならなかった。
ルドルフに「おやすみなさい」って言うところとかは、アッサリ行き過ぎて少し違和感あったかなぁ。
でも、彼女の壮絶なまでに自由を求める気持ちが全編から伝わってきて、
最後の昇天は、本当に祝福したい気持ちになった。

フィナーレのデュエットダンスは、
ちょっと勢いありすぎ!?と思うくらい元気な女性でしたね。
表情も、キュートで現代的で、どちらかというと男役ショースターとしての
サービス精神みたいなものがあふれ出ていたように思う。

■フランツ

前半が良かったです。
後半は、トートとシシィの場面がやはり印象に残ってね。

若かりし皇帝は、いい意味で「優男」だった。
本当にハンサムで、もてそうなお兄さん。
ガイチさんの声質が、甘やかでやさしくて、
銀橋でシシィと歌うところの「若い恋人たち」っていうラブラブ度は
きっと歴代随一だったのではないでしょーか。
全組みてないからわからんけど。

■ルキーニ

きりやん上手かった!!!
もう、歌も芝居もダンスも上手くて、この人の欠点は上手すぎることなんじゃ?
と、意味不明のことを思うくらいに上手かった。
亡霊さんの場面のあと、「エリーザベーィト」と繰り返し歌うところは
ゾクゾクするほど素敵で、そこだけ何ならエンドレスで聞かせて欲しい!というくらいだった。
芝居的には、気持ち悪い人にちゃんとなっていたんだけど
あの声も歌もあまりに良くて、出てくるのが楽しみなルキーニさんだった。
階段降りの歌もよかったなぁー。
あと、髪型がなんか可愛かったように思うんだけど(ハネハネパーマ?)
最初っからあれだったんですかね?

あとは、思いつくままに。

まず、映像と舞台がこれほどまでに別物だとは思わなかった。
当たり前のことなんだけど、エリザの場合特にそうなんだと思う。
台詞を喋ってる人に寄るのが、映像だと多いのは当然のことで、
舞台上でやってることの情報量が多ければ多いほど、映像と舞台に差が出てしまう。

そういう意味で、場面転換の流れとか、黒天使さんの動きとか、映像だと
相当注意を払っても拾いきれない要素が多いエリザは、映像と舞台の開きがでかいように思う。
本当に、黒天使さんのダンスは、これまでDVDでは何をやってるか今ひとつ分からなかった分
今回2階席とはいえ、しっかり群舞として観る事ができて、
主役さんを観れなくなるくらい素敵な場面がいっぱいだった。
まあ、誰が誰かはわからんのですけどね。

場面転換でいうと、たとえばトートがシシィに拒まれる→去っていこうとする→歩いていく途中革命家に目を留める→「むしゃくしゃするからこいつらいっちょ煽ってやろう」と思う
という流れがよくわかったし、
あと、ルキーニが舞台袖でニヤニヤし続けているのを見て、彼の人となりというか、
立ち位置のようなものがしっかり感じられた。
本当に、観ることができて嬉しかったよ!!幸せだったよ。

あと、フィナーレ。
エトワールが凄い!との予備知識があったんだけど、まず拍手からして違った。
退団とかそういうのを抜きにして「よっ!待ってました」という客席の空気が伝わって、
拍手を聞いただけで涙がでそうなくらい感動した。
もちろん、歌声でまた涙が出るわけですけどね。

そして。

サヨナラショーを見てしまいました。
本当に、全国のさえちゃんファンに申し訳ないんですけど
うまくタイミングの合うのがこの回だけだったので。

詳細は、ほかの方が何ぼでも詳しく書いてると思うので割愛。
組長さんの挨拶は、ものすごい素晴らしさだった。
100人聞いて100人が涙するような・・・。、
あの愛のある内容を面白おかしく喋るってのは本当にすごい。

ところで。
あの映像は、笑っていいところだったんでしょうか?
だれか、本当のことを答えてほしい・・・・。わからない・・・。
紫城るいさんとのデュエットの曲は、大変美しかったなぁ。
あと、飛鳥夕映えの曲も聴けて嬉しかった。名曲だわ・・・。
順番めちゃくちゃだけど、ガルーダやるとは思わなかったので、
それも得した気分だったわ。
ゆうひさんとみっちゃんのガルーダ、観れると思わなんだ。
ゆうひさんのキャラに、あの衣裳と踊りって似合わなくないですか?
ま、全国で散々やったあとに言うのもなんですけど。
そして、男役あさこちゃん登場ーーーーーーーー。
み、見た・・・・・・。という感じだった。
やはりあの、バトン渡しみたいな演出ってあるんですね。
「月の光、絢爛と輝く・・・」と、さえちゃんを歌う歌詞で
白の衣裳のトップさんをお出迎えです・・・・。

ああ、サヨナラってこうなんだね。
いつかは迎えるんだね。
サヨナラだから、あんなにたくさん思い出の曲を歌うんだ。
なにやら感慨深い・・・・。

文字数が尽きたので、とりあえずつづくー。
友人の結婚式に便乗しての今回の遠征。
19日は神戸で披露宴に出席し、20日の朝ムラ入りした。

根性無しのわたしがムラに着いたのは20日10時過ぎ。
11時公演の月組さんは当然もういない。

でも、花組のお稽古入りは見ることができるはず・・・と信じてしばらく待つも、
花組子さんがなかなか現れない!
壮さんらしき人、とよこさんらしき人が現れるのを眺めつつ
花組のお稽古は今日無いのか!?と不安な気持ちで待つと、
赤いコートの一花ちゃん登場!
突然、顔が分かる人の登場にすっかり気をよくする。
きほちゃん、ふーちゃん、みおさん、さおたさん・・・
続々と花組生が入っていくうちに、やりました!
ある意味この遠征のハイライト!
ゆみこちゃんの入りです。
ココを逃すと、今回は一目も見ることができないことが確定なので、
気合入れて見たんだけど、めっちゃ早足! 一瞬だったよ・・・・・。
「あーやっぱ足、細!」「サングラスなしだ、やった!」と思う間に、
サワヤカに手を振り入っていくゆみこちゃん。
本当に一瞬の、笑顔の横顔だけがまぶたに焼きつきましたよ。
服装は黒。黒でしたね。ああ、これ以上言えるほどじっくり見ちゃ居ないよ・・・。
ああ・・・今回の逢瀬はこれでおしまいね・・・(脱力)。

おささんはキャメルの薄手の皮のコートで登場。
らんとむ、みわっち、そのかちゃんと、立て続けに花組生を堪能して劇場内へ。

あ、今回はいつも楽しみにしているハッチさん見てない。淋しいぞ。

劇場内では、もずえさん、るるさん、誠さん、kineさん、緑野さんにお会いできた。
個別のメッセージはここでは省きます。
みなさんありがとうございました!

それにしても、濃い顔ぶれでした。
今思い出しても濃いわっ。
軽い気持ちで、もずえさんにご挨拶を・・・なんて思っていたら、
もずえさんの紹介で、会おうとしたってなかなか会えない方々にお目通りできましたよ♪
たこ焼も食し、満足。

もずえさんは、日記のテンションよりはアンニュイなムード。
(ある意味当たり前)
肌がツルツルのかわいこちゃんでしたよ。
たまに、発作のようにさえちゃんのサヨナラを思い、さみしいーと叫んでらっしゃいました・・・。

そんな対面も終わり、人生初のエリザ生観劇へ!!

つづくー。

かーこです。

2005年3月18日
スカステ申し込んだのに、
取り付けを3月中にできそうに無いとです。
アンテナとチューナーはもう家にあるのに
見れんとです。

かーこです・・・・・・・・。

※親切な方に、ゆみこちゃんDSと「それどう」は
融通してもらうことができました。

ありがとうございますうううう!Dさまああああああああ!!!!

あー久しぶりに。

2005年3月7日
ふと気付いた。

ゆみこ切れだ。

ここ数日はDVDすら見ていないもんなぁ。
こういうとき、地元はいいですなー。
ふと思い立って、ムラに入り出に行ったりできるのかしら。

ううーん。
さみしいけど、スカステつくまで我慢!

スカステって。

2005年3月5日
スカステ加入するぞ。
今日、申し込んじゃいました・・・。
アンテナとチューナー購入のキャンペーン・・・・。

でもっ、今申し込んでも
?アンテナとチューナーが届く
?中に入ってる申し込み用紙でスカパー2に加入する。
という手順が必要らしく、?までに2週間ほどかかるとか。

ガーーーーーン・・・。
ゆみこちゃんのDSって、見れるかビミョン。
それどう、とか、新人公演とか、どうすりゃいいわけ!?
あと、先月やっていたらしい、「アプローズ・タカラヅカ」の東京千秋楽ってもうやらないわけ??

ああ。
興奮のあまり「自分でスカステに問い合わせろよ!」みたいなことを書きなぐってしまいましたことよ。

でも、夢のヅカ見放題生活まであともう少し!

最近みたもの。

■「ベルサイユのばら30」のビデオ。

感想)
イマイチ。
・・・ゆみこちゃんの出番少なすぎなんだもの。
あと、OGさんも、わたしはあまし興味なし・・・。
ツレさんは「やっぱすげーーーーー!!!」と思いますけどね。

■「青い鳥を捜して/ドリーム・キングダム」のDVD。

感想)
とりあえず、ショーを先に見たんだけど、舞台と映像ってこんなに印象違うのか!って思った。
舞台を1回しか見なかったから、余計に感じたんだろうなー。

最初の「赤の総踊り」の圧巻な感じが全然伝わってこない!!
これは残念。
あと、コムちゃんROSSOが一人で踊りまくるところは、舞台では、すごいんだけど「やっぱ小さいんだなー、コムちゃん」って思っていた。映像だと単純にダンスに酔えてGOOD!

となみちゃんのナースは、やっと映像で確認できたけど、あまり映っておらず残念。
実際に観たときには気にならなかったけど、映像だとやはり愛さんが出まくりなのが気になる。
なぜなんだー!

なんで!?

2005年2月23日
今日職場で、営業さんが「かーこさん、これあげる」とくれた、A4版の紙。

!!

次回花組公演のチラシではないですかっ!
こんなものをどこで!?
「オー○ラタウンで配ってたよー」。

ええーー!?
札幌のショッピングモールでヅカのチラシを手配り?
以前の職場がそこに近かったけど、そんなの見た事も聞いたこともないよ。
くわしく状況を聞きたかったけど、ちーっとも興味なさげで、
単に「かーこさん、知ってるかと思って」とくれたその人に、
しつこく聞くのもはばかられて、聞けなかった。
知ってるどころか、行きますから!!
ヒコーキもチケットも押さえて、母とルンルン(死語)ですから!!

謎だ。
ほんとに謎だ。
なんなんだ?
そのショッピングモールの小さなイベントスペースで
ヅカの催しでもしてるかと思い、帰りに寄ってみたが、そんな形跡もなく。

なんで!?
誰か知ってる人いませんか!!

個人的には「そこの商店街に、キャトルがテナントとして入るのかしら・・・」
なんて勝手に妄想広げてるんですけど。
まさかなぁ。

コムちゃんのことば

2005年2月20日
通勤途中「歌劇」を読んでいて、パッと頭の中に何かがひらめくようなことばに出会った。
今まで自分に無かった、新しい価値観をスッと差し出された感じ。
コムちゃんの、インタビューの中で言ったこと。
「自分の個性を野放し状態にしておきたいんですよ」

コレってすげー!って思った。

お仕事には、食べ物を売る人、機械を作るメーカーさん、とかいろいろあって、直接でも間接にしても、みんな何かを売って働いてる。
役者さんは、自分を売るのが仕事。
そうであれば「ほかの人とは違う魅力を作らなければ」とか、「自分の持ち味って何だろう」とか考えるのって、当たり前のことのようにも思う。
だから、「個性を野放しにするって」すごく勇気のいることだと思う。

でも、それをすることは、自分の幅を狭めてしまうと言うコムちゃん。
そんなふうに、自然体で考えることができるコムちゃんだから、女役でも魅力が出せたり、キングダムの薔薇でのふてぶてしいくらい高慢な表情が出せたり、スサノオのパワーがあったりするのかなぁ、とか思ってしまった。

周りから見て、あの人の魅力はああだとか、こうだとか言うのは勝手だし、つい語りたくなってしまうもの。
でも、そんなのをおかまいなしに「どんな色にも染まれるようにしておく」というコムちゃんはカッコイイ。

道民の主張。

2005年2月12日 花組
新しい職場で、ヅカファンではないんだけど結構詳しい人発見。
お昼を食べているときに発覚。
数年前にムラ入りしたこともあるらしい。
トド様が好きだそうだ。

ランチタイムで、その場にいた人にも構わずヅカ話で盛り上がる。
そして翌日、その人(Aさん)と、もう一人「見てみたい」と言った人(Bさん)にDVDを貸し出した。
北海道で、ムラ入り経験のある人が職場で見つかるって、結構貴重なことといえるでしょう。

Aさんには、トドさん出てる「野風」。
Bさんには、花エリザ。
連休に見てくれるかしら。

こうして種をまいていくのだ。
北海道にもっとヅカファンを!
専用劇場とは言わない。
せめていつか、キャトル札幌店ができるといいなぁ。

そして…。
退団発表、ありましたね。
樹里さんはもちろん残念です。
そして、つーさん。
もっと居てくれる人だと思っていた。
あの路線の方って、簡単には出てこないと思うよう。

前回、花組は兄貴やはっぱさんが退団したから、今回上級生はなしかなー、なんて思ったけど甘かった。
4月のマラケシュ、じっくり見てきますよ。

待ってました!

2005年2月6日
今日はネタはないので秘密のみ。

ゆみこチャージ。

2005年2月4日
突然、タイトルとは違うネタでスタートします。

エリザの幕があがった。
ENAK読んできたけど、わたしのまず第一の感想。
「本当にやったんだ・・・・・」
舞台写真もたくさんUPされていて、うれしかった。
本当にやったんだね。
あの驚きのキャスティング発表から、演者のみなさんは
プレッシャーとお稽古と、大変だったんだろうね。

まだ、ENAK以外の公演評を一切見ていない状態でコレ書いてるけど、
きっと素晴らしい舞台だったんでしょう!

うーん。
なんとしても観たいっ!!!

さて。

ふと気付くとこのヅカ日記サボりまくっていたわたしですが。
ヅカへの気持ちが冷めたかといえばそうでもないような。

新しい職場での業務が、少しずつエンジンかかってきて、忙しくなりつつある。

そんな中、数日前に久しぶりに、帰宅して就寝前に
「タカラヅカ舞夢」DVDを鑑賞。
(好きな場面のみ抜粋。ゆみこエトワールは2回リピート)

・・・・・・・・。

泣けてきた。

やっぱ、けっこうなじんだつもりでも、新しい環境に緊張していたんだと思う。
なんだか解きほぐされたというか。
急速に心が緩んでいくのが、自分でもよくわかったよ。

単純な、好きって気持ちは強いなぁ。
それだけで、こんなに癒してくれるよ・・・・・・。

まあそんな感じで、癒しのゆみこパワーにひれ伏しているわたしですが。

3月の結婚式便乗遠征。
4月の花組ムラ遠征。
CS加入。

これらの必須課題をどう処理するか、悩みでいっぱいでもあり。
ホントしんどいっす。

でも、そのあとも今年は日生劇場とか博多座とかさー。
どっちにゆみこちゃん出るかしらんけどさー。
どうすりゃいいんだーーあ。
今月号のトピックスはもちろんアレ・・・・。

マンガのページにゆみこちゃんが!!
なんだかねぇ。
何度見ても笑みがこぼれてしまうよ・・・。

わたしってば勝手に、このマンガの連載でゆみこちゃんを見るのは
まだ先なような気がしていたんだよね・・・。
こんなに早く、見ることができるとは。
似てる似てない関係なく、うれしいですな・・・。

ところで
新しい職場の、PCの壁紙はまだ無地。
ゆみこちゃんの笑顔を配して、癒されたいなーと計画中。
でも、なんか周りみても、デスクトップに趣味丸出しの人が少ないのよね・・・。
前の職場は、割とみんな好き放題していたんだけどなぁ。
ああ、癒されたい・・・・・・。

雪組エリザ

2005年1月15日
雪組エリザDVD鑑賞。

まだ、数回しか観ていなくて、これまで主に黒天使@ゆみこ探しに全力を傾けていたため、今回初めてじっくり鑑賞したような気分。

以前も書いたけど、重厚だー。雪エリザ。
これはきっと、イチロさんの歌の印象によるんだろうけど。

そして、シシィのハナちゃんは研ぎ澄まされたような美しさ。
これって、この間雪組の舞台を観てとなみちゃんに感じたような、特別な輝き。
なんていうんだろう、舞台のどこに居ても、そこにだけ特別なライトが当たっているみたい。

男役至上主義の宝塚の中にあって、誰であれ(男役トップさんすら)押しのけて輝く充実の瞬間が、舞台人にはあるんだろう。
それは、誰にでも訪れるというわけじゃないのだろうけど。
ハナちゃん・となみちゃんの二人は、「充実」と言っても「円熟」とか「アブラの乗った」というニュアンスではなくて、抜擢を受けて急速に成長するときの、みずみずしい輝きである気がする。
と言ったら、後付けっぽ過ぎるかしら・・・。
雪エリザにいたっては、映像で見てるだけだしな。

それにしても寝室の場面で、それまでの娘時代のあどけなさから、優位に立った者の倣岸な表情への変化。
圧倒されてしまうー。
うーん、ハナさん観たいかも。

宙組は今のところ観たことも無く、観たい度の優先順位は5組中で低かったけんだど、そうも行かないわね・・・。
今のトップコンビさんのうちに見とかなければ。なんて心配は不要?

どうでも良いけど、リヒテンシュタインさんって何だか好きだなー。
ゾフィーにも勿論忠義だてするんだけど、おそばに控えているうちにエリザベートを誰よりも心配するようになる。
まあ報われてはいないかもだけど。
花組ではエリチアキさんが演じて、はまっていたわ。
ちなみに、我が家でのエリさん支持率は高く、母はシビさんを継ぐものとして勝手に指名している。
わたしも好きです。

まあ、そう言いつつもゆみこちゃんチェックは欠かさないわたし。
ゾフィーさんを担いで黄泉の国に連れ去るところなんかを、コマ送りで見ているマニアです。

ところで、見終わってから気付いたんだけど、雪組といえば御曹司のかしげ様はどこにいたの??
さすがに役はまだついておらず、カフェの男とかだったようなんだけど、わからんかった。
今度はかしちゃんも探そうーっと。もしかしてロケットとか出てるかしら?
借りたビデオ鑑賞。

これは、貸してくれたIちゃんが「お薦め!」と太鼓判を押していた。

杜さんは安定した歌唱と演技が素晴らしいし、相手役の鮎さんも美しい。
となみちゃんって、この方みたいな系列でしょうか。
丸顔で、ちょっと派手な美人。

うーん。なるほど。
これが、いわゆる「宝塚歌劇」の王道なのかしら。

わたしが生観劇した大劇場作品(芝居)って「王家」「天使の季節」「ラ・エスペランサ」とか、王道とゆー感じではなさげのものばかりなのね・・・。

「華麗なる〜」は、主人公はクールでカッコイイくせに、惚れた女にメロメロで、愛憎渦巻いて、ドラマなのよね!
主人公は、悪いこといっぱいして生きてきたけど、初恋の女だけは忘れることができず、最後には女をかばって命を落とす・・・。

そうか!これが本来のヅカの「お芝居」ってものなのか!
・・・決め付けすぎかしら。
単にわたしが、観劇経験が少ないからかも。

でも「スサノオ」とか「青い鳥を捜して」とかもメロドラマではないし、やはり時代なような気もするなー。
「花舞う長安」はメロドラマだと思うけどさ。
メロメロのメロドラマって、ヅカでも少なくなってるのね。
いや、どっちも好きだからいいんだけどさ。

でも、ちょっと観てみたいかも。メロドラマ。

春からの花組公演のお芝居は、けっこうメロドラマのかほりが漂っていて、期待大!!
演出も、なにやら評価の高いショー作家、荻田先生のお芝居。
きっと、メロメロよね。

ゆみこちゃんは、どんな役どころかしら。
たまには、メロメロみてみたい。
ここんとこ、いとこからかりたビデオ鑑賞をちびちび続けてる。
まず最初に見たのは、作品ではなくて、テレビでの特集番組などのドキュメンタリー映像を数本。

イギリスのドキュメンタリー映画「ドリームガールズ」。

ファンの女性が「本当の男の人は、きたないじゃないですかぁ。でも宝塚の男役さんはぁ」とか、い か に も 外から見たタカラヅカっぽいことを言ってばかりいる(てかそれを選んで使ってるわけだが)のには、やや閉口。
でも、これは81期を中心とした、音楽学校の映像がふんだんに盛り込まれているのよ!!
81期さんが予科、80期さんが本科のとき。
ああ、制服着たゆみこちゃんが、しゃべってるのとか見れるのよ・・・。
いやーん、可愛い・・・。
Iちゃん!ありがとう。愛してるよ!!

81期では、成績の関係だろうけどふーちゃんもいっぱい映ってる。
まーちゃん、まちかめぐるさんもいるなぁ!!あっ、タニちゃんも!
あと目立つのは、右京さんかな。
背が高いので目立つのよね。
「おとめ」引っ張りだして、母と「これは誰??」と確認に忙しい♪

あとは他に、NH○の番組で興味深いのがあった。
杜けあきさん退団のとき、次期がイチロさんで、そのあとの2番手選びをしている時期の様子を追った映像。
演出家さんと、ディレクターさんが公演の成果について話す会議の様子なんかが流れて、まあもちろん差し障りない程度に映してるんだろうけど「こうしてスターは生まれるのね・・・」と、感慨深い。

今は、ここまで突っ込んだ内容の番組って作られる可能性、あるのかなぁ。
スカステ以降、舞台の放映回数も減ったようだし、地上波では無理なのかしらね・・・。
てか、スカステ見ればいいんだよね。

スカステで思い出した。

無職生活3ヶ月ちょい。
ついに、仕事が決まりましたよ!!

数日前、仕事が決まったらスカステ入る!と宣言したからには、実行しなくてはなりません・・・。
うふ。仕方ないなぁ・・・♪

追記:
今日久々に、とても楽しみにしているあのサイトが更新されていた!
期待通り、笑わせてもらいました。
「ベルサイユのエリザベートは風と共に去った」って・・・!!

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